明日は3月3日のひな祭り。
というわけで、クラシック音楽の中で、
ひな祭りに相応しい曲などないものかとあれこれ考えているうちに、
和風の曲・・・
そうだ、前にピティナのホームページで
拝見・拝聴した曲があったなあと思い出しました。
滝廉太郎作曲の「メヌエット」。
日本で初めて書かれたピアノ曲です。
日本風の旋律と、味わい深い響き、
そして独特の人間味を感じます。
滝廉太郎さんは、1879年に東京で生まれました。
元号では、明治12年。
15歳で今の東京藝術大学(当時の東京音楽学校)に入学し、
その後1901 年に、ヨーロッパを代表する音楽院の一つ、
ライプツィヒ王立音楽院に留学します。
留学の直後、結核を患い、わずか1年で帰国。
その後、療養生活を送りましたが23歳の若さで亡くなりました。
この曲は、留学の一年前、
1900年に作曲されたものだそうです。
死の4ヶ月前、人生最期の曲となったのもピアノ曲でした。
タイトルは「憾(ウラミ)」。
滝廉太郎さんが、あと数年でもヨーロッパの教育を受け、
お元気に作曲活動をなさっていたら、
どんな曲が生まれたのだろうと思わずにいられません。

メヌエットはピティナのホームページで今も聴くことができます。
http://www.piano.or.jp/report/pmj/060727.html
イラスト提供:Cafepuff Design様
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