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倉沢大樹エレクトーンコンサート

イベントアーカイブ
日時:2005年11月16日(水) 開演19:00
場所:長野県県民文化会館中ホール
主催:株式会社ヒオキ楽器

<第1部>

 暗闇の中、スポットライトの照射とともに倉沢さんお得意のビートの効いたジャズサウンドが鳴り響く。
Ya gotta try・・・ヤマハエレクトーンSTAGEAの強烈なブラス。
のっけから倉沢さんの独壇場となったステージに万雷の拍手が注がれた。




 2曲目はクラシックの名曲「剣の舞」。もちろんただの剣の舞ではない。
ロックテイストにアレンジされた8ビートに載せてディスト−ションのかけられたエレキが踊る、強烈な剣の舞だ。
中間部ではガムランやインド風のリズム・音階に載せて、弦楽器が妖しげで艶っぽい音色を醸し出す。
まさに変幻自在のサウンド。
世界中のありとあらゆる楽器・音楽・文化を網羅したエレクトーンSTAGEAの底力を垣間見るひとときだった。




 3曲目はジョン・ウィリアムズ映画音楽メドレー。フルオーケストラの豊かなダイナミクスレンジと壮大なスケールを披露。
残響と要所のディレイを駆使した音作りは、目を瞑ればホンモノと聞き紛うほどの生っぽさ。
インディー・ジョーンズ、ジョーズをはじめお馴染みのメドレーだ。
3曲をソロで一気に弾ききり、会場の熱気はみるみるうちに高まっていった。



つづくアメイジンググレイスからは二胡の天才少年・高橋雅人さんの登場だ。
ステージアの伴奏にのせ、二胡の温かな音色が名曲の魅力を余すところなく伝えた。
またモンゴルの競馬をモチーフとした「競馬」では二胡が素早いパッセージを事も無げに弾ききり、
抜群の運動性能をみせた。 また弓を飛ばしながらのギャロップなど走る馬の姿や
リアルに再現された馬のいななきなど、広大な草原の情景が目の前に広がった。




その後も情感溢れる日本の歌メドレーや
ポップなカントリーロードなどボリュームは抜群。
充実したコンテンツの第一部はこうして終わった。







<第2部>

 暗転したステージから柔らかなサックスの音色が静かに響く。
 沖縄風のペンタトニックスケールが次第に音数を増していき、緩やかな音の輪郭を作り出した。
 第二部のはじまり「リバーダンス」。サックスの福井健太さんの登場だ。
4度の音程が織り成す神秘的な響きにのせた幻想的な導入の後は、
一転してバグパイプを思わせるアイリッシュな節回しとヨーロピアンテイストの溢れるサウンド。
第一級のサクソフォン奏者の演奏が観衆を魅了した。





続いてはブルースの名曲「ビリーズ・バウンス」、そして「この素晴らしき世界」だ。
サックスとステージアのピアノソロ。ため息のもれるほどの息ピッタリの名演だ。




その後もヒップホップにアレンジされた「G線上のアリア」や、サンバの名曲「テキーラ」など、
熱い熱い、サクソフォンとステージアの世界が広がった。
また倉沢さんによるピアニカを吹きながらのパフォーマンスも。
会場からは惜しげない拍手が送られていた。







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